子どもの便秘の対処法 腹痛の治し方

便秘の症状に苦しむこどもたちが増えています。子どもの便秘を放置しておくと、重症化し、腹痛や嘔吐を伴うこともあります。さらに腸の機能が弱まることにより様々な病気にかかるリスクもあります。子どもの便秘の対処法や解消法について解説しています。

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子どもの便秘による胸焼け、吐き気、腹痛の原因と対策

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子どもの便秘は一般的に、あまり重大な症状として認識されていません。

日常的によくある症状で、お腹が張ったりして苦しくて可哀想だけれでも、まあ大したことはないだろう、と思われている方が多いと思います。

 

確かに、旅行など環境の変化で一時的に便秘の症状が出ることは、どんな子にでもあることで、しばらくすれば元に戻るのであれば心配することはありません。

特に感受性の敏感な子どもは精神的なストレスが体に出やすい傾向にあります。

 

しかし、子どもの便秘の症状が慢性的にずっと続く場合は対策が必要です。

子どもの腸は本来、大人に比べて善玉菌が圧倒的に多く、腸内環境が良いのが普通です。

そして子どもは大人よりもずっと活動量も多いため、腸の筋肉も活性化され、便秘になりにくいのです。

 

ところが近年、食生活の欧米化や運動不足などの原因により、子どもの便秘が急増しています。

子どもの慢性的な便秘は明らかに異常な状態であり、放置しておくと様々な身体の不調や病気につながる可能性があります。

 

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 子どもの便秘による、胸焼け、吐き気、腹痛の原因と対策

 

 子どもが便秘で、胸焼けや吐き気、腹痛などの症状を伴うときは要注意です。

こうした症状は、便秘で腸内の便が排泄できないことにより、腸内にガスがどんどん溜まっていくことが原因で起こります。

ガスが溜まっていくので、お腹が張ってひどい腹痛を感じるようになります。

特に子どもの便秘は、肛門付近の直腸に便が溜まっていく「直腸性便秘」が多いため、ガスが便に妨げられて排出できずに、溜まりやすく、お腹が痛くなりやすいのです。

 

さらに、腸がガスによってどんどん膨らんでいくことにより、今度は腸の上にある胃が圧迫されます。

すると、胃酸により溶かされた食べ物が圧迫されて、スムーズに十二指腸へ送られません。

そこで吐き気や胸焼け、食欲不振といった症状が引き起こされます。

 

この症状が悪化すると、胃酸と食べたものが食道に逆流する「逆流性食道炎」を起こす危険もあるので気をつけなければいけません。

これは胃酸が食道に逆流し、食道の壁が炎症を起こす病気です。

 

また、腸内に便が長くとどまることにより、便が腐敗・発酵して有毒ガスが発生し、その有毒ガスが体内に吸収されて、様々な悪影響を引き起こすことになります。

 

子どもの便秘の症状は「たかが便秘」とあなどっていると、体に害を及ぼし、色々な病気の原因ともなりますので、食物繊維を多く摂るなど、食生活の改善をしっかり行っていきましょう。

 

苦しいからといって安易に下剤を飲ませて便を出させてしまうと、かえって腸の働きが弱まってしまう原因となるので注意して下さい。

子どもの頃から丈夫な腸を作っていくことが、将来の健康のためにも大切なことです。