子どもの便秘の対処法 腹痛の治し方

便秘の症状に苦しむこどもたちが増えています。子どもの便秘を放置しておくと、重症化し、腹痛や嘔吐を伴うこともあります。さらに腸の機能が弱まることにより様々な病気にかかるリスクもあります。子どもの便秘の対処法や解消法について解説しています。

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子どもの便秘・下痢の症状と風邪の関係

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便秘や下痢はあまり重大な症状ではないと、多くの人に軽く考えられていることが多いようです。

 

便秘に関して専門的な知識を持つ医師は多くはありません。

小児科を受診しても、腸の病気が見つからなければ、便秘薬を処方されて治療はおしまい、という場合がほとんどです。

 

しかし、便秘や下痢は腸の働きが弱っている、という身体の重要なサインです。

腸の機能が低下すると、身体の免疫力が落ちて、風邪を引きやすくなったり、他の病気にもかかりやすくなるため、注意が必要です。

 

環境の変化やストレスなどで一時的に便秘や下痢になることは、どんな子でも起こります。

一時的な便秘や下痢は、しばらくすると正常に戻るのであればあまり心配はいりません。

 

問題なのは、慢性的に便秘の症状がずっと続く場合です。

これは子どもの腸の働きが低下しているということなので、異常な状態であり、なるべく早めの改善が必要です。

 

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 子どもの便秘・下痢の症状と風邪の関係

 

私たち人間の腸内には100兆個もの腸内細菌が棲みついています。

そのうち身体にとって良い働きをするのが善玉菌、悪い働きをするのが悪玉菌と呼ばれています。

 

生まれたばかりの赤ちゃんの腸には、まだ細菌が棲みついていません。

生まれてから少しずつ細菌が増えていきますが、そのほとんどが善玉菌です。特に母乳は善玉菌の代表的なビフィズス菌の栄養源となるため、母乳を飲んだ赤ちゃんの腸内には善玉菌がぐんぐん増えていきます。

赤ちゃんのうんちが臭わないのはそのためです。

 

乳離れをして、離乳食を食べるようになる頃から、赤ちゃんの腸内の環境は変化し始めます。

色々な種類の食べ物を食べ、善玉菌だけでなく悪玉菌も増えていきます。

悪玉菌が発生することは、食事をする以上避けることはできません。

それでも、本来子どもの腸は大人に比べて善玉菌が多く、悪玉菌が少ない状態です。

 

 しかし、食生活の変化などにより、最近では腸内環境が悪化している子どもが増えています

善玉菌に比べて、悪玉菌が優勢になってしまうのです。

腸内環境が悪化すると、腸の消化・吸収・排泄の働きが弱まり、便秘や下痢の原因となります。

 

さらに、腸は食べ物の吸収や排泄だけでなく、重要な免疫機能も担っています。

腸管に存在する免疫細胞が、外から身体に侵入する有害物質や、ウイルスなどの病原菌を攻撃し、身体を守っているのです。

 

腸内環境が悪くなると、これらの免疫細胞が正常に働くことができません。

そのために、ウイルスの侵入を防ぐことができず、インフルエンザや風邪などの流感にかかりやすくなるのです。

 

口からは様々な細菌や、病原菌が入り込みます。

特に子どもは興味のあるものをしゃぶったり舐めたりしてしまいます。

腸がこうした有害物質が身体に侵入するのを守ってくれているので、病気にかからないためには腸を健やかに保つことがとても大切なのです。