子どもの便秘の対処法 腹痛の治し方

便秘の症状に苦しむこどもたちが増えています。子どもの便秘を放置しておくと、重症化し、腹痛や嘔吐を伴うこともあります。さらに腸の機能が弱まることにより様々な病気にかかるリスクもあります。子どもの便秘の対処法や解消法について解説しています。

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うんちを我慢すると子どもの便秘の原因になる

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同じ「便が出ない」という便秘の症状でも、人によって原因は様々です。

 

大人の女性に多い便秘では、腹筋力の低下や、冷え性、ダイエットなどの原因により、大腸のぜん動運動が弱くなってしまうことが原因である場合が多いです。

そのため、便をスムーズに肛門まで押し出すことができずに、腸内に長く停滞してしまうのです。

 

大人の男性に多い便秘では、過労や仕事のストレスにより、腸の働きが過敏になってけいれんしたような状態になることが原因である場合が多いです。

この場合は便秘と下痢を繰り返すパターンが特徴です。

 

 うんちを我慢すると子どもの便秘の原因になる

 

子どもの便秘では、「うんちをしたい」と思わないことが原因であることが多いです。

 

肛門のすぐ上にあり、肛門と直結している腸の部分を「直腸」と呼びます。

便が直腸まで下りてくると、直腸の壁がのびて、その刺激が脳に伝わり、「うんちをしたい」と感じます。

重要なのは、そのタイミングを逃さずにトイレへ行ってうんちを出すことです。

 

 

しかし、朝、学校の準備などで慌しくて、トイレへゆっくり行く時間がなかったりしてうんちを我慢してしまうと、便意はひっこんでしまいます。

 

通常、うんちを出すのを我慢して便意がおさまっても、しばらくするとやがてまた便意が起こりますが、いつまでも我慢してうんちを外へ出さないでいると、やがて便意が起こらなくなります。

 

「うんちをしたい」と感じたときに排便をする習慣をつけないと、直腸から脳へ送られるサインも鈍って、そのうちに便意を感じなくなってしまうのです。

 

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うんちは体外へ排出されずに、直腸にどんどん溜まっていくことになります。

腸に長くとどまったうんちは水分を吸収されて、硬くなっていきます。

硬い便は強くいきまないと排出しにくくなり、肛門から押し出すときに皮膚が切れて痛みを感じるようになります。

 

すると「うんちをすること」=「痛いこと、怖いこと」と子どもが思い込み、ますますうんちを我慢するようになります。

するとますます便意を感じる直腸の働きが鈍って、「うんちをしたい」と思わなくなります。

そしてどんどん便が硬くなって排出されにくくなる、という悪循環に陥ってしまうのです。

 

子どもは遊びやテレビに夢中になっていると、ついトイレへ行くのを我慢してしまいがちです。

しかし、子どもを便秘にさせないためには、「うんちをしたい」と思った時にはすぐにトイレへ行ってうんちをする、という習慣を身に着けさせることがとても大切です。