子どもの便秘の対処法 腹痛の治し方

便秘の症状に苦しむこどもたちが増えています。子どもの便秘を放置しておくと、重症化し、腹痛や嘔吐を伴うこともあります。さらに腸の機能が弱まることにより様々な病気にかかるリスクもあります。子どもの便秘の対処法や解消法について解説しています。

広告

子どもの便秘を放置すると病気の原因になる

スポンサーリンク

「たかが便秘」と思われるかもしれません。

しかし便秘を放置しておくと、様々な身体の不調や病気を引き起こす原因となるので注意が必要です。

 

便秘は本来身体の外へ排出されるべきはずの便が、腸に長くとどまる状態です。

そのため、便秘になるとお腹がぽっこり出て、ガスが溜まって苦しくなったり、腹痛吐き気などの症状を引き起こします。

 

腸は身体にとって有害な物質や老廃物などの毒素も便として排出するという大切な役割を担っています。

便秘になると、こうした有害な老廃物や毒素が体外へ出て行かずに、腸内にとどまることになります。すると腸管の血液から毒素が吸収されて、身体の中をめぐり、様々な悪影響を及ぼします。

 

f:id:rabana:20160106215818j:plain

 

さらに、これは大人の場合ですが、便秘は大腸がんの発症要因のひとつであるとされています。

大腸がんは近年、日本で急増している病気で、がん別の死亡率では女性の一位、男性の三位を占めています。

便秘により有害な物質が長く腸内にとどまることが、発がんの要因であると考えられるのです。

 

このように、便秘は単に排便できない状態というだけでなく、身体の不調や恐ろしい病気の原因となるものです。

 

最近のデータでは、小学生の約半数が「うんちが毎日出ない」という調査結果があります。

排便の頻度には個人差がありますので、必ずしも毎日うんちが出なければ便秘である、というわけではありませんが、それでもこのデータは現代の子どもが深刻な状況にあることを示しています。

 

しかし、一般的に便秘はあまり深刻な症状だとは考えられていないため、ご両親の方々のお子さんの排便の状況についての危機意識は低いようです。

 

排便がなければ、それだけ便が腸内にどんどん溜まっていってしまうことになります。

そして、お腹の張り、痛みなどの症状や、腸の機能の低下による様々な病気を誘発する原因となります。

 

子どものうちに腸の健康な排便する能力が身に着いていないと、大人になってからもずっと便秘の問題を抱えることになってしまいます。

つまり、成長期にある子どもの時に腸内の環境を整えて、排便できる力を身につけておくことが、将来に向けての健やかな身体づくりにとても大切なのです。

 

子どもはまだ自分の身体の管理をすることができないので、大人がしっかり子どもの排便の状態を把握し、ケアしてあげなければいけません。