子どもの便秘の対処法 腹痛の治し方

便秘の症状に苦しむこどもたちが増えています。子どもの便秘を放置しておくと、重症化し、腹痛や嘔吐を伴うこともあります。さらに腸の機能が弱まることにより様々な病気にかかるリスクもあります。子どもの便秘の対処法や解消法について解説しています。

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子どもの便秘は下剤や便秘薬では治らない 服用が危険な理由

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子どもの便秘の症状に悩むお母さんは、病院にかかる時には小児科に連れて行く場合が多いと思います。

 

小児科の医師は腸や便秘の専門家ではないため、便秘に関して詳しい知識を持っていない可能性があります。

そこで多くの場合は、子ども向けの下剤(「ピコスルファートナトリウム」など)を処方されて治療は終わりになります。

医師や病院によっては、大人と同じ種類の下剤を処方されることもあります。

 

下剤を飲ませると、うんちは出るようになりますが、薬を飲むのをやめるとまた便秘の状態に戻ってしまいます。

 

これは大人の場合も同じことで、便秘で病院を受診すると、腸の病気がないか検査が行われ、特定の病気がなく慢性的な便秘だった場合は、下剤を処方されて「あとは経過を見てください」ということで治療は終わるパターンが多いです。

その場合、下剤を飲めば排便はありますが、薬をやめた途端に便秘に戻ってしまいます。

そのため仕方なく下剤を日常的に飲み続けることになり、薬が効かなくなってくると服用量を増やさざるを得ません。

 

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 子どもの便秘は下剤や便秘薬では治らない

 

下剤を飲んで排便を促すことは、根本的な便秘の治療にはなりません。

むしろ下剤を飲む習慣がついてしまうと、腸の本来持っている自然な働きがますます弱まっていってしまいます。

そのため下剤なしでは排便することができなくなり、下剤依存に陥ってしまう危険があります。

 

一般に大人に処方される便秘の多くは、アントラキノン系の刺激性下剤です。

これらはセンナやアロエ、ダイオウなどを主成分とした薬で、植物性なので身体に良さそうなイメージがありますが、腸に強制的に働きかける力が強く、腹痛や吐き気などの副作用も伴います。

また、依存性が高く、腸が下剤に慣れてしまうと、どんどん量を増やさざるを得なくなってしまいます。

 

下剤の使用には腸の機能を低下させて、かえって便秘を悪化させる危険があるのです。

大人にとってもそうですから、身体の未成熟な子どもにとってはなおさら気をつけてあげなければいけません。

 

特に子どもにとって、大切な成長期に下剤でうんちを出す習慣がついてしまうと、自力で排便する力が身につかないまま、その後の人生をずっと便秘に悩み、薬に頼らなくてはならなくなります

便秘を治すためには、腸を元気にして、元々身体に備わっている自然な排便の機能を回復させなければいけません。

子どものうちから腸を丈夫に育てることは、非常に大切なことなのです。